今、飲食業、小売業、介護業といった最低賃金を下回るようなブラックな労働環境にある会社から、まともな企業への転職が非常に活発化しています。
この結果、上記業界は今急激に人手不足に陥り、残った従業員にしわ寄せが来るという負のスパイラルが生じているのです。
最低賃金を下回るような給料で働いている正社員の方は、今すぐ転職しなければ、このような負のスパイラルの影響を受けてしまい、安い賃金で長時間労働を強制されてしまいます。
人材不足が解消しない場合、行き着く先は「倒産」です。
人材不足による中小企業の倒産件数は、2017年では前年度の2倍にも膨れ上がっています。
今後、労働者に選ばれないようなブラック企業は、人手不足のまま倒産していくでしょう。
もし会社が倒産してしまったとすると、我慢してそこで働き続けた人は強制的に職を失う事となります。
最低賃金以下の労働を強いられて、最終的には倒産で失業してしまった、という結末は回避しなければなりません。
この人材不足の流れはしばらく止まりません。
サービス残業やみなし残業を強制するような会社からは脱出して、人手不足に陥りにくい優良企業に転職しなければなりません。
賃金・給料をきっちり提供する企業が生き残る
今まで日本の企業では、正社員を安く使い倒して、利益を上げるという方法がまかり通ってきました。
結果として、ブラック企業の増加を招き、うつ病による退職や過労死を引き起こす原因となってきました。
ですが、そのような時代は終わり、賃金や休日をきっちりと提供する企業が脚光を浴びるようになってきたのです。
長い目で見るなら、我慢してブラック企業に居残るより思い切って辞めてしまった方が得です。
「年間休日120日」「残業月20時間以内」が一つの目安となります。
休日が120日を下回ると、通常よりも休みが少なく、体力的な負担が大きくなります。
また、「完全週休2日制」ではなく、「週休2日制」で、土曜出勤があるような求人にも注意が必要です。
週1日しか休日がないような場合、労働環境の劣悪なブラック企業の可能性が高いですから、このような企業は避けるようにしましょう。
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