会社を辞めたいと辞表を出しても、会社に認めてもらえないという相談があるようです。
会社を辞めたいと伝えると、「みんなに迷惑をかけるのか」「損害賠償を請求するぞ」などと脅されることがあるようです。
このように会社に退職を認めてもらえない場合はどうすればいいのでしょうか。
法律では、会社が退職を拒否することはできません。
原則として退職の意思表示から2週間で退職は可能です。
その退職に会社の同意は必要ありません。
就業規則では、3ヶ月前に伝えるように定められていることがありますが、基本的にはその就業規則が優先されます。
しかし法的な拘束力はありません。
一般常識として、会社の就業規則は守るべきですが、退職の意思を拒否されるなどがあった場合は2週間で退職しても良いのです。
また損害賠償などの責任についてですが、何かをしたわけではないのであれば損害賠償などは発生しません。
まず前提として「辞めたいのに辞められない」というのはありえないということを理解しておきましょう。
退職時には会社には迷惑がかかります。
しかし、退職を拒否することはできません。
常識として、会社の都合も考えて早めに退職の意思を伝えて、双方で退職に向けた準備をしましょう。
それでも会社が退職を拒否するのであれば、労働基準監督署に相談するか2週間で退職をしてしまいましょう。
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